6月山行 八ヶ岳

1日目

2421時半、成城大学から貸し切りバスを使い255時に美濃戸口に到着。梅雨時期ということもあり、曇天の中行者小屋をまず目指した。行者小屋までの道のりは、緩い登りが続き各隊ともスムーズに登ることができた。その後行者小屋でテントを張り、ピストンで赤岳に向かったが、マムート階段、霧、風、標高差などに苦しめられ全員で登り切ることはできなかった。初日は、2日目の天気と景色に期待しつつ就寝。

2日目

2時半起床。この日は行者小屋、地蔵の頭、横岳、硫黄岳を通り、稲子登山口に向かう行程であった。天気予報では曇りののち晴れだったので、稜線ではきれいな景色を見ることに期待を膨らませていた。しかし、天気は台風以上の暴風と霧、そして寒さであった。そんな中でも全員がめげることなく2日目の行程を終えられたことは、それぞれ自信につながり、良い経験となったと思う。

 

 

今回の山行は雨に降られることはなかったものの、総じて天候には恵まれなかった。しかし、それを悲観することなく楽しんでいた1年生の姿に元気をもらい、3年生の存在の大きさをも改めて実感できた合宿であった。反省点も多々あったが、それ以上に得たものは多い合宿であったと思う。次こそは“八ヶ岳の絶景”を見たいものだ。