夏合宿前最後の山行である7月山行では、木曽駒ヶ岳に行きました。金曜日の授業が終わった後、バスタ新宿にザックを持って集合し、バスに乗って駒ケ根駅まで向かいました。順調に進んでいたと思いきや、出発時には降っていなかった雨が、駒ケ根駅に着く前辺りから降り出してしまい、「この雨、明日まで続かないでくれ…。」と祈りつつ、この日は駒ケ根駅でビバークしました。

翌日は午前4時に起床しましたが、前日の祈りは空しく、降っていた雨が止むことはなく、より一層強く降っていました…。それでも、我々ワンダーフォーゲル部は木曽駒ヶ岳を目指します。タクシーで登山口まで連れていってもらい、各々レインウェア、ザックカバーを準備し、出発しました。豪雨に打たれながら、雨でゆかるんだ登山道を歩いていきますが、出発から数時間後、ぬかるみに加え残雪があるなど登山道のコンディションは更に悪化し、結果的に撤退となってしまいました。撤退となってしまいましたが、ここまでよく皆弱音を吐かずに頑張ったと思います。本格的な雨山行を経験したことで、また一つ成長できたなと感じました。