6月山行① 八ヶ岳

今年の梅雨山行、もとい6月山行は昨年同様八ヶ岳!去年は雨に苦しめられ地獄のような山行でしたが、はてさて今年はいったいどのような山行だったのでしょうか。

~1日目~

新宿駅から高速バスで2時間、茅野駅に到着です。この日は久々の駅ビバ、去年の忌まわしい記憶を頭から振り払い絶対に晴れると信じシュラフの中へ。さあ合宿のスタートです。

2日目~

朝起きるとすがすがしいまでの青空!とはいかずどんよりとした曇り空...そうそう上手くはいきません。「まあ雨が降ってないだけマシかな」などと話しつつ、気づけば出発の時刻。タクシーに乗り今回の登山口である麦草峠へ。

麦草峠に着くと辺り一面霧だらけ。そして寒い。心なしか雨が降ってきたような...そんな不安を胸に抱えながらも意気揚々と出発です。

出発から30分、案の定降ってきました。まあこのぐらいは想定内です。修行だと自分に言い聞かせながら歩き続け、本日のテン場であるオーレン小屋を目指します。

歩き続けること約5時間、ようやくオーレン小屋に到着です。この日はなんと1時間30分巻き、皆早くテントに入りたかったのか、ものすごい速さで歩いていたようです。夕飯は雨が降っていたため、各テント内でラーメンを作り美味しくいただきました。

3日目~

晴れです!青空です!日差しの有難味を感じながら、レインウェアを乾かしながら、皆和気藹々、楽しそうに登り続けます。硫黄岳で全体写真を撮り次は横岳です。横岳への道は岩場の連続、岩場大好きな私にとっては非常に楽しい道でしたが苦手な人には辛かったかも...次は百名山、標高2899メートル、赤岳へと向かいます。

このころには曇ってきて景色は見えないが中々に歩きやすい天気、頂上手前の急登に苦戦しながらもなんとか赤岳到着!あとは行者小屋に向け降りるだけです。去年苦しめられた文三郎尾根を飄々と下り予定通り12時に到着!この日の夕飯は米を炊いてレトルト。個人的には過去最高にうまく炊けたので大満足でした。

~最終日~

昨晩ドシャブリだったためテントはずぶ濡れ。しかし雨は降っていない!今回は予定を変更し阿弥陀岳には行かず、そのまま美濃戸口へ。下山後はいつものように温泉です。もはやこのために登っているといっても過言ではありません。3日間の汗を流し、疲れを癒しました。その後タクシーで茅野駅まで向かい解散となりました。

 

今回は体力的にも精神的にも、1年間の成長を実感することができた山行でした。1年生2人もまったく弱音を吐かず、それどころかどこか余裕そうな雰囲気すらしながら登っていました。皆様夏合宿はもうすぐです!今回の合宿で得たものを次につなげられるよう日々頑張りましょう!