6月2回目の山行。

1〜3年生は、はじめてのビバークだった。また、私自身もはじめてのサブリーダーと計画者という役職に就き、挑んだ山行は今までの山行以上に緊張感のあるものだった。地図や計画書に目を向けて、今までの山行は先輩に頼ってしまっていたが、自分が管理するのだという気持ちを強く持ち、山行に挑んだ。

金曜日の夜に甲府駅に着き、ビバークを行ったが、私を含めた何人かの部員はすぐには寝付けず、万全な状態で登山を開始することができなかった。しかし、無事みんな頂上まで登り、下山することができた。今後は、今回のビバークでの反省を活かし、万全な状態で登れるよう対策を立てるべきだ。

登山中は、梅雨の時期だったのに関わらず30度を超え、登山に最適な天候だった。テスト場で、就寝準備を始めたくらいの時間に激しい雨が降ってきてしまった時はすごく不安になったが、次の日は朝から綺麗な朝日を見ることができた。日曜日に三つの山の頂上まで登ったが、部員とみる頂上からの景色は本当に綺麗だった。

帰りのタクシーで、運転をしてくれているお父さんと話していて、「雨とか晴れというのは自然だから雨の日の登山もいいものだよ、雨だからこそ見える景色があるとポジィティブにとらえなきゃ」と素敵な言葉をくれた。今後もこの言葉を忘れてはいけないと思った。

計画者をはじめてやってみて、タクシー会社の方、テント場の方、補佐の明達さんと智恵美さん、部員のみんながいるから山行は実現できていると感謝の気持ちに改めて気付くことができました。山行に関わってくださった皆さん、ありがとうございました。