6月山行。1,2年生にとっては初めての合宿だ。遠い場所にある富士山も見えるような天気だった今回は初めての貸し切りバス。渋滞に巻き込まれてもハイテンションでいられるくらい初めての貸し切りバスに興奮していた人もいし、前日に寝むれなくて、バスではずっと寝ている人もい。そのくらいメンバー全員が久しぶりの合宿を心待ちにしていたのだ。さて、登山口に到着。出発だ。開始30分。後ろから「はぁはぁ」ではなく「ぜぇぜぇ」という死にかけの吐息が聞こえ。もう一度言うが開始30分だ。同期の一人が苦しそうにしてい。荷分けが始まる。気を取り直してもう30分。彼に限界が来たようだ。僕の隊は、4年生女子1人、2年生男子2人、1年生女子2人、男子1人ので4年生の先輩と僕と登山経験者である後輩の三人で代わる代わるザックを持つことにする。それにも関わらず隊の雰囲気は全く悪くならず、後輩も文句の1つも言わず持ってくれている。本当にありがた時間もあまり遅れず、登頂。他の隊からの励ましの言葉がすごく染みた。また、登頂後水場での冷たい水は最高においしかった。テントを張り、編笠山山頂に登頂。天気は朝のまま。絶景だった。

2日目。文句の1つも言わず、何人かの先輩が僕の同期のためピストンにて下山してくれた。本当にいい先輩を持ったと思う。計画書通り下山する僕たちは初めての険しい岩場を超え権現岳を登頂。足がすくむような場所だったが今までで1番達成感があった。下山はつらいという声が出がちだが、温泉という楽しみがあったため、それを目標に頑張れたと思う。下山した後、「今までで1番楽しかった」という声をたくさんいただき計画者としては最高幸せだった。今回の山行は天気も良く、景色が最高だったが、それよりも仲間のためのサポートに全力を尽くしてくれた後輩、同期、先輩に感動した。

最後に全員のおかげで楽しく、また無事に登山を終えられました。一緒に計画書を作ってくれあいちゃん主将、それにメンバーの全員へ。本当にありがとうございました。

西浦琳太郎