渋沢駅に17:50に集合し、そこからバスで十数分で移動した大倉というバス停から山行がスタートしました。ザックに重さは1年生は13㎏以上、2,3年生は15㎏以上という設定でしたが、各自で目標を再設定し、自分に負荷をかけられる重さを持ってきていました。山行の前半は、少しじめじめした林道です。傾斜も緩く、歩きやすい道が続きました。一時は雨の心配もありましたが、当日は曇りで湿気が多く、歩いていると汗が噴き出してきました。途中の川の水が澄んでいて思わず手で触ると、とても冷たくて気持ちよかったです。

しかし、橋を何本か渡たって山道に入ると、今までの幸せな林道から打って変わってきつい登りの始まりです。うどん目当ての登山客と時々話しながら、なんとか山頂に到着。みんなへとへとでしたが、山頂では、副将の差し入れのゼリーを美味しくいただき、休憩をしました。うどんは買えないので、自分で作っている部員もいました。この時点で予定より20分ほど押していましたが、下りはほぼコースタイム通りで、暗くなる前に帰れてよかったです。ただ、山頂でトイレに行き忘れる部員が多く、バスの時間にも追われていたため、緊張感のある下りでもあったと思います。

雨は降らなかったものの、山頂での綺麗な展望が見れたらもっと良かったと思います。きつい山行でしたが、今年は1年生女子が8人も入ってくれたので、どの隊も賑やかで、楽しく登ることができました。長い長い林道は、まだあまり関わったことのなかった1年生とたくさん話せる場であり、後半の急登は体力の向上に効果的でした。これから本格化する山行に向けての体力作りと女子部員の団結ができた良い山行だったと思います。