また山に登れる日を夢見て

 

実際に会って話し合えないという特殊な状況の中、計画書を作るのは思ったより時間がかかりました。役割分担があり、私は打ち込む係でした。ペアの子が詳しく調べてくれて本当に助かりました。計画書を作り終え完璧だと思って提出したら、部長から長文の的確なアドバイスをいただき、自分の考えは甘かったなと思いました。特に難しかったのは装備です。ペアの子と何度も変えてこれで完璧だ!と思い提出したけれどやはりダメでした(笑)実際に登った時、雨で水没した場合にもテントが立てられるように装備を調整するなど、自分が思っているよりさらに、”もしもの時”のことを考えて作らなければいけないんだなと思いました。もう一つ、いつ何時何があるか分からないから余裕を持って時間を設定することも重要だと思いました。計画者の判断で部員全員の荷物の重さも、行動の時間も、場所も決まるということで、本当に責任重大な仕事だなと思います。今回は残念ながら山には登れなかったけれど、この経験を通して計画書の作り方についてかなり理解できたので、しっかりとこのことを後輩に伝えられるようにしたいです。そして今は、また皆で山に登れる日を楽しみに待ちたいと思います。

 

ステイホーム山行 

 

春休みが終わりようやく部活が始まると思ったら、登山どころか学校にも行けなくなってしまいました。そこで、行くことのない山行の計画書を作ることになりました。実際に行くという感覚がないので、色々な場面を想定して隊や装備を考えるということが1番難しかったです。作った計画書にたくさん指摘が入って、それがとても悔しくて、もう指摘されないくらい完璧に作ろう!とパートナーと決めて2日間何度も修正を重ねて計画書を修正しました。

パートナーがパソコンの作業を全部やってくれて、何度も修正に付き合ってくれたのは本当に助かりました。

今回の山行は出来なかったですが、1日も早くこの事態が収束して山行が出来るようになればと思います。