上の文章が読めますか?そうです!今回はノーピークです。
山頂が好きな人には物足りないかもしれませんが高いところ、危険なところ好きにはたまらない・・・のだろうか?
というわけで下の廊下に行ってまいりました。
初日
合宿前から現地の写真を見て「ヤバイ ヤバイネー ヤバイヨー」という会話を幾度となく繰り広げていた数名の女子部員を率いつつ明日起こるであろう崖での阿鼻叫喚の大騒ぎを期待してニヤニヤしていたら黒部ダムへのトロリーバス乗り場についていた。
トロリーバスを降りると今日唯一最大の山場であるただの殺風景な階段を可愛い名前でかろうじてごまかしたダムダム君のさんぽみちが立ち塞がる。
悪態をつきながら不毛なさんぽを終えると眼下に巨大な黒部ダム。人工物すげえ!
二日目
キャンプ場で一夜を明かし、とうとう下の廊下へ。
季節が秋の上にニサシだったので朝がとにかく暗い!
日が昇ってきたぐらいに川沿いに到着・・・
噂通りの際どさの道が延々と続きます
何より道が狭すぎてすれ違いの時にはこんなギリギリの状態で待ってもらう事に
意外と期待していたほどの騒ぎもなくみんなスイーっと通れてしまった。合宿前の騒ぎ様はただのお約束だったのだろうか・・・?
唯一少し手間取った迂回路の梯子を越えたあとは崖沿いの果てしなく続く平坦な道をただひたすらに歩くだけになり「山行中に眠くなるのは初めてだ」という発言が生まれる事態に(笑)
ようやくついた阿曽山温泉小屋にはその名の通り温泉があり、まだ山の上にいながら温泉に浸れるという合宿終了後のお楽しみが最中に来てしまうという珍体験をした
最終日
左手に壁、右が崖という昨日とまったく変わらぬ道を今日もひたすら行軍・・・・
途中にあったおあつらえ向きの滝でそういえば集合写真がないことに気が付き急遽撮ることに
写真も撮れたし後は帰るだけかと思いきやそれで終わりではなかった。
最後の最後で妙に長いスリリングな橋が待っていた
さあ怖がれと言わんばかりのたたずまい!
しかし怖がるものはおろか真ん中で立ち止まって写真を撮り始めるものさえいるという出落ちであっさりと通過された
もはや私に限っては高度感が長い崖沿いで完全にマヒしてしまっていた
というわけで無事に下山しました!すこし早めに欅平駅に到着。
写真はそこから乗換駅まで運んでくれたトロッコ。景色はいいがとにかく寒かった・・・・